習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)はこのほど、第14次五カ年計画の策定作業におけるオンライン・パブリックコメントの取り組みについて重要な指示を出した。新華社が伝えた。
習総書記は重要指示で「第14次五カ年計画の策定についてインターネットを通じて社会全体から意見や提案を募るのは、我が国の五カ年計画策定の歴史において初めてのことだ。この取り組みは効果が良く、社会の参加度が高く、多くの建設的な意見や提案が得られた。関係当局はこれらを速やかに整理・分析し、真剣に汲み取る必要がある。無数の人民大衆から得られた意見や提案は広範かつ具体的であり、素晴らしい生活への新たな期待を存分に示すものだ。素晴らしい生活に対する人々のあこがれが我々の奮闘目標であり、人々の信頼と支持が我が国の奮進の力だ。今回の取り組みの経験と手法を総括し、今後の作業において、人々の声を聞き人々の知恵を集めるうえでのインターネットの役割をより良く発揮し、より良く衆知を集めて有益な意見を吸収し、心と力を結集する必要がある」と強調した。
第14次五カ年計画の策定作業に関して「扉を開いて策を問い、衆知を集めて有益な意見を広く吸収し、トップレベルデザインの強化と民衆の知恵を借りることの堅持とを統合し、一致協力して第14次五カ年計画をしっかりと策定する必要がある」との習総書記の重要指示の精神を貫徹実行するため、今年8月16日から29日にかけて第14次五カ年計画の策定作業はオンライン・パブリックコメントの取り組みを実施。人民日報、新華社、中央広播電視総台の公式サイトやニュースアプリ、及び学習プラットフォーム「学習強国」に第14次五カ年計画提案特別コーナーを設け、社会全体から意見や提案を募った。この取り組みは秩序良く行われ、社会的反響が大きく、ネットユーザーからの提案は累計101万8000件を超え、第14次五カ年計画策定作業を達成するための有益な参考が得られた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年9月25日