【ニューヨーク=平野麻理子】米生命保険最大手のメットライフが6日発表した1~3月期の決算は、純利益が前年同期比64%増の21億2800万ドル(約2550億円)だった。デリバティブ取引による利益が業績を押し上げ、市場予想を上回った。本業のもうけを示す営業利益も5%増の16億3800万ドルと堅調だった。
同じく米生保大手のプルデンシャル・ファイナンシャルが6日発表した1~3月期決算では、純利益が66%増の20億3600万ドル、営業利益は14%増の12億9800万ドルだった。退職関連の部門が好調だった。