日本NCRは組み込み装置などを手掛けるイタリアのユーロテックの内藤真副社長(59)を社長に招く人事を固めた。3月に退任した諸星俊男前社長(61)の後、日本法人社長を兼務していた米NCRのミハエル・バイエル上級副社長(51)は代表権のある取締役に就く。
諸星氏はPOS(販売時点情報管理)レジなどを用いたインターネットと店舗の連動サービスを推進し、14年には2桁成長を達成。内藤氏は日本IBMなど外資系企業の日本法人の経験が長い。
内藤 真氏(ないとう・まこと)78年(昭53年)慶大工卒、ソニー入社。14年ユーロテック副社長。東京都出身。