明治ホールディングス(2269)の松尾正彦社長は18日、2016年3月期から始まる中期経営計画の説明会で、2018年3月期の医薬品分野の営業利益の目標を140億円(15年3月期は100億円)としたことについて、「高い目標だが超えていきたい」と話した。「来年は待ちに待っていた統合失調症の新薬が出る。営業も相当に強化する」と述べた。14年に買収したインド製薬中堅メドライクも収益に寄与するという。
連結の海外売上高は18年3月期に1040億円(15年3月期は533億円)を目指す。「既存事業の成長だけで生きていけるとは思っていない。分野などは限定せずに、常に買収の案件を探している」と話した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕