第82回日本ダービー=東京優駿=(31日・東京10R2400メートル芝18頭、G1)皐月賞馬で1番人気のドゥラメンテ(ミルコ・デムーロ騎乗)が2分23秒2のレースレコードで優勝し、2011年のオルフェーヴル以来、史上23頭目の春のクラシック2冠を達成した。1着賞金は2億円。
今年2月に日本中央競馬会(JRA)所属となった同騎手は、ネオユニヴァースで勝った03年以来のダービー2勝目。堀宣行調教師は3度目(出走は計4頭)の挑戦で初勝利。
中団をキープしてじっくりと進んだドゥラメンテは、最後の直線で馬場の真ん中に進路を取ると、力強い末脚を繰り出して残り200メートル手前で先頭に立ち、そのまま押し切った。1馬身3/4差の2着は5番人気のサトノラーゼン、さらに鼻差の3着は3番人気のサトノクラウン。2番人気のリアルスティールは4着。
払戻金は単勝が190円、枠連が(1)―(7)で580円、馬連が(1)―(14)で1980円、馬単は(14)―(1)で2220円、3連複は(1)―(11)―(14)で3950円、3連単は(14)―(1)―(11)で1万5760円、ワイドは(1)―(14)が730円、(11)―(14)が400円、(1)―(11)が1420円。〔共同〕