【ワシントン=共同】米国務省は5月31日、パリで6月2日に開かれる過激派組織「イスラム国」(IS)への対応を協議する国際会議にブリンケン副長官が出席すると発表した。
ケリー長官が31日、ジュネーブ近郊でサイクリング中に右足を骨折する大けがを負い、出席できなくなったため。ケリー氏はジュネーブの病院に緊急搬送されたが、米国で治療を受けるため、1日に帰途に就く予定。
カービー国務省報道官は「長官は元気だ」とし、ケリー氏がオバマ大統領らと電話協議を行ったと明らかにした。ケリー氏は30日、ジュネーブでイラン核問題をめぐり同国のザリフ外相と会談した。