地球温暖化対策や夏場の節電のため、中央省庁などで1日、ポロシャツやアロハシャツ姿での出勤を認める「スーパークールビズ」が始まった。今年で5年目となる取り組みで、9月末まで実施される。
出勤時間帯には汗ばむ陽気となったこの日、環境省地球温暖化対策課には職員がラフな服装で出勤。白地に青のしまのポロシャツを着た同課の鈴木沙知子さん(23)は「夏らしい色合いのものを選んだ。快適だし、おしゃれもできるクールビズを楽しんでほしい」とにっこり。
かりゆし姿の長谷川学さん(46)は「スニーカーもメッシュ素材のものを選んで工夫している。就活のときなどもクールビズの軽装が受け入れられるよう民間に呼びかけていきたい」と話した。
中学生以上を対象にした昨年の環境省調査では、クールビズの認知率は89%と浸透。その効果は二酸化炭素(CO2)の削減量に換算すると2012年度で220万トンと推計されるという。