東日本高速道路は3日、千葉市で82トンと重量制限を大幅に超えた大型トレーラーを走らせたとして、道路法違反の疑いで運転手と運送会社を千葉県警に告発した。国土交通省は過積載の大型車は道路を傷めるため、道路管理者が制限の2倍以上の車両を確認すれば直ちに告発できるよう2月から規制を強化した。
西日本高速道路も同日、同種事案の告発をしており、今回が規制強化後、初適用。
両社によると、いずれも4月14日、千葉市花見川区の料金所では82トン、兵庫県明石市の料金所では53トンと重量制限の2倍以上の大型トレーラーを走らせた疑いが持たれている。〔共同〕