第12回「中国スマートカー未来チャレンジカップ」がこのほど、江蘇省常熟市で開催された。今年は路車協調、自動運転車の交通シーン識別能力、実際の複雑で動的な交通環境における安全性、快適性、敏捷性、スマート性を主に確認する内容だった。科技日報が伝えた。 今年は22チームからエントリーがあった。例年は車のスマート性のみを調べる内容だったが、今年は参加する車に対して、実際の市街地の車通りの多い交通環境における乗客送迎サービスの想定を求めた。自動運転車の自動的で安全に連続的な送迎サービスを提供する効率を評価指標とした。今年は参加する車に対して、完全に自主的に地下もしくは地上の駐車場から出発し、実際の複雑で動的な道路交通環境において制限時間90分内に自動運転移動サービスを持続的に提供した上に、駐車場に戻るよう求めた。制限時間内に効果的にサービスを提供した回数とその難易度に基づく総合的な計算でポイントをつけた。 競技の交通シーンは、道路封鎖、施工による1車線もしくは全線規制、コーンによる案内といった施工規制区間、及び衛星測位信号が届かない区間が設けられた。さらに歩行者、自動運転車、一般車、清掃車などの混合走行シーンが設けられ、密集し移動する障害物と共に実際の交通の流れが形成された。同時に今年は北斗衛星測位システムにより自動運転車に適した走行環境マップを構築し、そして自動運転の衛星測位信号に依存しない自主測位感知能力を検証した。特に自動運転車の地下駐車場を自主的に出るといったテスト内容が追加された。 例年と比べ、今年はさらに初めてIoV(車のインターネット)技術と自動運転技術を融合させた。4G-LTE通信ネットワークと北斗衛星測位技術を採用し、道路監視動画などの情報と結びつけ、複数ルートの情報を融合させることで道路の交通渋滞状況をリアルタイムで判断した。スマート交通監視センタークラウド・プラットフォームと複数の自動運転車の間で双方向情報ルートを構築し、道路網の動的交通状態情報をリアルタイムで発表した。これにより自動運転車がリアルタイムの道路状況情報を利用し速やかに最適ルートを検索し、自動運転移動サービスの効率と安全性を高めるようにした。(編集YF) 「人民網日本語版」2020年12月1日 |
自動運転のスマートカー、実際の送迎サービスにチャレンジ
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