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外為8時30分 円、反発し123円台前半 対ユーロでは続伸

15日早朝の東京外国為替市場で円相場は反発して始まった。8時30分時点では1ドル=123円29~32銭近辺と、前週末17時時点に比べ42銭の円高・ドル安水準で推移している。12日のニューヨーク市場で黒田東彦日銀総裁の円安けん制を思わせる発言が改めて意識され、円買い・ドル売りが優勢となった流れを引き継いだ。ただ、東京市場では「日本時間夜発表の米経済指標や16~17日に予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、持ち高を大幅に傾ける動きは出にくい」(国内証券)との指摘があった。


円はユーロに対して続伸して始まった。8時30分時点では1ユーロ=138円33~37銭近辺と、同46銭の円高・ユーロ安水準で推移している。ギリシャ財政問題への警戒感から、円買い・ユーロ売りが優勢だった。


ユーロの対ドル相場は小幅続落して始まった。8時30分時点では1ユーロ=1.1217~20ドル近辺と、同0.0002ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。前週末の海外市場で、ギリシャ支援について同国と欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)などの債権団との交渉が進展していないとの報道を手掛かりにユーロが対ドル、対円で売られた流れを引き継いだ。


〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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