米旅行情報サイト「トリップアドバイザー」の日本法人は25日、「外国人に人気の日本のレストラン2015」を発表した。理科実験のような創作料理を提供する「タパス モラキュラーバー」（中央区）など都内にある５店舗がトップ10に入った。

「おいしいのはもちろん英語を話せるスタッフや英語メニューの整った店の評価が高まった」（同社）という。

同社は旅行関連の口コミサイト世界最大手。14年４月から15年３月までの１年間、サイト利用者が寄せた口コミ評価の平均値や投稿数を基に集計した。

２位に入ったタパス モラキュラーバーは外資系高級ホテルのマンダリンオリエンタル東京（中央区）にあるホテル直営レストランで、外国人旅行者の利用が多い。

日本の食材を独特の調理パフォーマンスで楽しめる点を評価する声が多く前年度の12位から10ランク上がった。

上位にはすし店も多く６位に「ＳＵＳＨＩ ＢＡＲ ＹＡＳＵＤＡ」（港区）、７位に「久兵衛銀座本店」（中央区）が入った。

８位は牛肉料理の「神戸牛懐石511」（港区）、10位が豚骨ラーメンの「一蘭渋谷店」（渋谷区）となった。