【NQN香港=小林健一】1日午前のアジア市場は主要株価指数が総じて上昇している。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が小反発したことで、世界的な株安に一服感が出て、投資家心理が改善した。
日本時間午前11時30分時点で最も上昇率が高かったのはマレーシア・KL総合指数。取引開始直後から上げ幅を広げ、続伸した。台湾・加権指数、シンガポール・ST指数も高い。
一方、フィリピン・フィリピン総合指数は3日続落。ただ、安く始まった後は押し目買いの動きが強まり、下げ幅は縮小しつつある。
◎1日のアジアの主要株価指数(日本時間11時30分時点)
前日比騰落率
マレーシア・KL総合指数 1734.57 1.64%
台湾・加権指数 9383.27 0.65%
シンガポール・ST指数 3335.74 0.55%
韓国・総合株価指数 2082.55 0.40%
中国・上海総合指数 4284.991 0.18%
フィリピン・フィリピン総合指数 7519.06 ▲0.60%
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日経平均株価(円) 20279.73 0.22%
(注)日経平均は前引け、▲は下落