北星信用金庫(名寄市)と愛知県の尾西信用金庫(一宮市)は24日、地域活性化に向けた包括的連携協力に関する覚書を締結した。両地域はラム肉や羊毛など羊に関連した特産品を持つ点で共通しており、両信金は羊を活用したイベントやビジネスマッチング、観光客誘致などで交流を促す。
北星信金の岡本守理事長は「未(ひつじ)年のめでたい年にご縁があった。地方創生は信金の出番だ。特産品を愛知と北海道でもっと販売できるよう生かしたい」と力を込めた。尾西信金の木村孚男理事長は「ラム肉などを活用した街おこしに取り組んでいる北星信金から支援、指導してほしい」と話した。