6日午後9時40分すぎ、千葉市中央区のJR外房線蘇我駅に進入した快速電車の一部車両で、窓ガラスが割れているのが見つかった。乗客約100人にけがはなかった。突風が原因の可能性があり、運転士は、電車が駅に進入する際、竜巻のようなものを見たと話しているという。
また警察や地元消防には、中央区内で建物の屋根や車のガラスが壊れたとの通報や、けが人が2人いるとの通報があった。いずれも突風の影響とみて、詳しい被害情報の確認を進めている。
JR東日本によると、15両編成のうち1両で複数枚の窓ガラスが割れているのを駅員が発見。この車両に乗客が立ち入らないよう措置を取り、午後10時10分ごろ運転を再開したが、その後も強風の影響でダイヤに乱れが出た。〔共同〕