河南省鄭州市は24日、寒波の襲来を受け、気温が27度から一気に1度まで下がった。中国新聞網が報じた。
数日前まで、鄭州は初夏のような陽気となっていたが、わずか1週間の間に、市民は冬から夏、そして夏から冬というジェットコースターのような天気を体験することになった。
2月24日、「完全な寒さ対策」をした市民ら(撮影・李明明)。
河南省気象局の統計によると、今月21日、省内の92地域で、記録が始まって以来、過去最高の気温を記録し、うち鄭州市の気温は27度に達した。市民らは分厚いダウンジャケットを脱ぎ捨て、シャツ1枚の軽装に切り替えていた。中にはアイスクリームを食べる人もいた。
2月21日、鄭州市内でソフトクリームを食べる女性(撮影・李明明)。
しかし、寒気の影響で、22日から、省全域の気温が急降下。25日にはほとんどの地域の最高気温が最大18‐21度も下がった。
そして24日には鄭州の最低気温がわずか1度に。市民はダウンジャケットから半袖に着替え、またダウンジャケットを着るというジェットコースターのような天気を体験した。あるネットユーザーは、「鄭州の天気は、女心のように変わりやすい」とユーモラスなコメントを寄せている。この急激な気温の変化に、鄭州の市民やネットユーザーは、「一番いいのは、ダウンジャケットの下に、長袖か半袖のシャツを着ることだ」とのコメントも寄せている。(編集KN)
2月21日、鄭州の公園の水辺で遊ぶ男の子と女の子(撮影・李明明)。
「人民網日本語版」2021年2月25日