14日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は小幅に4日続伸した。この日の終値は前週末比69銭(0.03%)高の2495円97銭だった。明日15日以降に公表される日米金融当局による政策判断を前に買いを手控える雰囲気が強く、新興市場銘柄の値動きも鈍かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で830億円、売買高は9879万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20も小幅に4日続伸した。クルーズや倉元、田中化研などが買われた。半面、ソフトフロンやカルナバイオなどは売られた。
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに小反落した。大引け時点は前週末比6.62ポイント(0.84%)安の777.48だった。ベステラやミクシィ、PCIHDなどが下落した。FFRIやナノキャリアなどは上昇した。
きょう東証マザーズ市場に新規上場したピクスタは10時02分に公募・売り出し価格(公開価格、1870円)を651円(34.8%)上回る2521円で初値を付けた。その後は2300円台から2700円台でやや荒い値動きとなり、初値比228円(9.0%)高の2749円で取引を終えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕