【NQN香港=小林健一】17日午前のアジア市場では主要株価指数が全面高となっている。ニューヨーク原油先物相場の上昇などをきっかけに、16日のダウ工業株30種平均が上昇し、アジア域内の投資家心理の改善につながった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に持ち高を調整するための売りも出やすく、上昇は小幅にとどまっている。
日本時間午前11時30分時点ではマレーシア株の上昇率が最も高い。台湾株が続伸している。反落して始まった中国・上海株も次第に買いが優勢になり、プラス圏に浮上している。
◎17日のアジアの主要株価指数(日本時間11時30分時点)
前日比騰落率
マレーシア・KL総合指数 1684.55 2.27%
台湾・加権指数 8430.37 1.16%
シンガポール・ST指数 2892.22 0.82%
香港・ハンセン指数 22063.00 0.44%
韓国・総合株価指数 1983.15 0.39%
フィリピン・フィリピン総合指数 7120.28 0.37%
中国・上海総合指数 3156.182 0.12%
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日経平均株価(円) 18323.67 0.84%
(注)日経平均は前引け、▲は下落