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大阪女児焼死、母親ら2人を20年ぶりに釈放

大阪市東住吉区で1995年、女児(当時11)が死亡した火災で、殺人罪などで無期懲役が確定し、23日に大阪高裁が再審開始と刑の執行停止を認めた母親ら2人が26日午後、釈放された。95年9月10日の逮捕から約20年1カ月ぶりに身柄拘束を解かれた。


和歌山刑務所から釈放され、記者の質問に答える青木恵子さん(26日午後、和歌山市)=写真 三村幸作


 


和歌山刑務所から釈放され、記者の質問に答える青木恵子さん(26日午後、和歌山市)=写真 三村幸作


女児の母親、青木恵子さん(51)と当時内縁の夫だった朴龍晧さん(49)は26日午後2時すぎ、服役先の和歌山刑務所と大分刑務所をそれぞれ出た。


23日の高裁決定を受け、検察側は刑の執行停止について同日異議を申し立てたが、大阪高裁の別の部が26日午前に棄却。検察側が釈放手続きをとった。


火災が発生したのは95年7月22日。2人は同年9月10日、保険金目的で自宅に放火し女児を殺害したとして、大阪府警に殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕され、その後起訴された。2006年に最高裁で無期懲役が確定していた。



お断り 「青木恵子元被告」「朴龍晧元被告」と表記していましたが、釈放に伴い「青木恵子さん」「朴龍晧さん」と改めます。


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