【NQNロンドン】4日のロンドン外国為替市場で円相場は続落。前日終値に比べ45銭円安・ドル高の1ドル=121円55~65銭で引けた。
午後に入り、対主要通貨でドル買いの勢いが強まった。10月のISM非製造業景況感指数などの米経済指標が市場予想を上回ったことを受けて、年内の米利上げの可能性が改めて意識されたとの指摘があった。
円の対ユーロ相場は続伸。同60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=132円ちょうど~10銭で引けた。
対ドルでのユーロ売りが波及し、円は上げ幅を拡大した。
ユーロは対ドルで続落。前日終値に比べ0.0095ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0855~65ドルと、8月上旬以来のユーロ安・ドル高水準で取引を終了した。
ユーロは引けにかけて一時、1ユーロ=1.0845ドル近辺と、7月21日以来のユーロ安水準を付けた。
ユーロはポンドでも下落し、一時8月以来のユーロ安・ポンド高水準となる1ユーロ=0.7056ポンド付近を付けた。
英ポンドは対ドルで小幅続落。同0.0015ドルポンド安・ドル高の1ポンド=1.5380~90ドル。ポンド高・ドル安で推移した後、午後に入りドル買いが優勢になった。
ドルは対スイスフランでも上昇し、1ドル=0.9925~35スイスフランで引けた。