福島県警白河署は6日、自宅に母親の遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いで、福島県西郷村熊倉折口原、無職、小磯信幸容疑者(48)を逮捕した。自宅そばの小屋からは、父親とみられる遺体も見つかった。
逮捕容疑は、母親(92)の遺体を自宅に放置した疑い。小磯容疑者は、容疑を認めている。
同署によると、近所の住民から、小磯容疑者の父親と母親の姿を最近見ないと通報があり、5日、同署員が小磯容疑者宅を訪問。部屋の布団で寝た状態の母親の遺体を見つけた。自宅近くの小屋で、白骨化した遺体も発見。小磯容疑者の話から父親の遺体とみられる。
同署は、見つかった2遺体を司法解剖して死因を特定するとともに、遺体を放置した動機などを詳しく調べる。〔共同〕