【ニューヨーク=河内真帆】米ホームセンター最大手ホーム・デポが17日発表した8~10月期決算で、売上高は前年同期比6%増の218億1900万ドル(約2兆6800億円)、純利益は同12%増の17億2500万ドルだった。米国内の既存店売上高は同7.3%増。米国の住宅市況が依然として堅調に推移しており、これを背景にホームセンター業界が好環境下にあることを示した。
同社は8~10月期について「個人客と建築工事関係者の双方の需要が高まり、全ての地域・全ての商品分野で成長が見られた」と説明した。
8~10月期の1株利益は1.35ドルで、前年同期を17%上回った。足元までの好業績を踏まえ、同社は同日、業績見通しを修正。従来は5.31~5.36ドルとみていた2016年1月期通期の1株利益について、従来の予想レンジの上限である5.36ドルになるとの見方を示した。