総務省が27日発表した10月の全国消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、生鮮食品を除く総合が103.5と、前年同月比0.1%下落した。マイナスは3カ月連続。QUICKが発表前にまとめた市場予想の中央値は0.1%の下落。8、9月はともに0.1%下落していた。
食料・エネルギーを除く「コアコア」のCPIは101.7と0.7%上昇した。生鮮食品を含む総合は103.9と、0.3%上昇した。
同時に発表した11月の東京都区部のCPI(中旬速報値、2010年=100)は、生鮮食品を除く総合が102.0と横ばいだった。生鮮食品を含む総合は0.2%上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕