18日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反落した。終値は前日比11円13銭(0.42%)安い2645円21銭だった。13時前に日銀が発表した金融緩和策について見方が分かれ、荒い値動きになった。発表直後に上昇していた日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが一転して下落すると、投資家心理が冷え込み、新興企業株も売り優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で620億円、売買高は1億4351万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は3日ぶりに反落した。クルーズやノジマ、マクドナルドが下落した。半面、Dガレージや田中化研、アパマンショは上昇した。
東証マザーズ指数も3日ぶりに反落した。終値は前日比17.32ポイント(1.94%)安い875.87だった。ミクシィやサイバダイン、FFRIが下落した。メタップスやUBIC、そーせいは上昇した。
きょう東証マザーズに新規上場したアークンは、終日買い気配のまま取引が成立しなかった。大引けの気配値は公募・売り出し価格(公開価格)の2.3倍にあたる3130円だった。きのうジャスダックに上場したミズホメディは2日目で公開価格の2.6倍にあたる2822円で初値を付け、終値は2.3倍の2480円だった。名古屋証券取引所のセントレックス市場にきょう上場したアートGは公開価格を46%上回って初値を付け、終値は25%上回る526円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕