【ニューヨーク=共同】プロ野球広島からポスティングシステムでの米大リーグ移籍を目指していた前田健太投手(27)がドジャースと契約合意したと12月31日、CBSスポーツ(電子版)などが伝えた。
米東部時間1月8日午後5時(日本時間9日午前7時)の交渉期限までに契約を完了させれば、譲渡金2千万ドル(約24億円)がドジャースから広島に支払われる。
前田はプロ9年目の2015年、セ・リーグ最多の15勝で2度目の沢村賞に輝いた。11月の国際大会「プレミア12」でも日本代表のエースとして活躍した。自由に海外の球団に移籍できるフリーエージェント(FA)の資格を持っていないため、ポスティング制度での大リーグ移籍を広島に認めてもらった。
ドジャースはナ・リーグ西地区3連覇中の強豪で、かつては野茂英雄、黒田博樹らが在籍した。