日本マクドナルドホールディングス(2702)は8日、2015年12月の既存店売上高が前年同月比8.0%増となり4カ月ぶりに増加したと発表した。14年12月に米港湾ストの影響でポテト商品のM・Lサイズを販売停止し、主力のセットメニューが落ち込んだことの反動が出た。期間限定商品の「グラコロ」シリーズも好調だった。
客数は2.6%減、客単価が11.0%増だった。24時間店舗の削減や店舗改装に伴う一時閉店の影響で客数が減少したが、港湾ストの反動や人気キャラクター「妖怪ウオッチ」のハッピーセットが好調だったことなどで客単価は大幅増となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕