【ジュネーブ=原克彦】シリア和平の仲介役を務める国連のデミストゥラ特使は25日に記者会見し、同日に始める予定だった和平協議を29日に開始すると表明した。26日に参加する各陣営に招待状を送る。2、3週間の対話と中断・検討の期間を繰り返すプロセスを想定し、「6カ月にわたり続ける」との考えを示した。
特使は反体制派のうち、どの勢力を招待するかは明らかにしなかった。和平協議は反体制派の代表団の構成を巡る対立が激しいことが、事前の調整を難しくしている。
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