財務省が28日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、1月17~23日の海外投資家による日本株への投資は3週連続の売り越しだった。売越額は1892億円となり、前週の3584億円から減少した。
原油安を背景に運用リスク回避目的の売りが出て、この期間の日経平均株価は昨年来安値を更新した。
海外投資家は国内の中長期債を2週ぶりに買い越した。短期債も2週ぶりの買い越しだった。
一方、国内投資家による海外の中長期債への投資は2週ぶりの買い越しとなり、買越額は4753億円だった。海外株式への投資は4週連続の買い越しだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕