福井県鯖江市はインターネット上で不特定多数から小口の資金を集めるクラウドファンディング「ファーボさばえ」について、運営の協力者に福井信用金庫と福井銀行グループの福井カードが決まったと発表した。取引先にファーボを紹介したり、独自のアイデアを持つ個人や企業を発掘したりしてもらう。
協力する理由について、福井信金は「クラウドファンディングが新商品のマーケティングに役立つなど、取引先の支援にもつながる」としている。
鯖江市は2014年末からファーボを運営する。女子高生のまちづくりグループ「鯖江市役所JK課」の活動費、老朽化した「めがね広告塔」の改修費など協力金が集まり、地域活性化に役立っている。