コンビニエンスストア各社では、停電や設備の破損などの影響で店の休業や営業短縮が相次いでいる。
(タイムライン)熊本地震を時系列で
特集:熊本地震
熊本地震 災害時の生活情報
ローソンは熊本県内に141店があるが、17日は日中が約7割、夜間は約5割の店が営業する予定だ。熊本市、宇城市などの6店は改修が必要で完全休業の状態。大分県では、倒壊の危険性がある別府市の1店が休業している。
熊本県内では、道路の寸断や混雑などで商品の配送ができなかったり、遅れたりしている。16日は61店に配送しようとしたが、届けられたのは28店だった。17日は佐賀県の配送センターから弁当やパンなどを熊本市内にまとめて送り、店舗指導員らが乗用車などで各地に運んでいる。
ファミリーマートは17日午後6時時点で、熊本県内の163店のうち10店が休業している。弁当やサンドイッチなどをつくる県内の工場が通常どおり稼働しなかったため、長崎県や福岡県などの工場から製品を送っている。
セブン―イレブン・ジャパンは熊本県内に289店があるが、17日午後3時時点で熊本市と南阿蘇村の計2店が休業しているという。