後半ロスタイム、新潟のシュートをはじいてファインセーブする名古屋GK武田=小川智撮影
(24日、名古屋2―1新潟)
名古屋は新加入で今季初出場のGK武田が好セーブを連発した。1点差の試合終了間際には、新潟のFW端山らの至近距離からのシュートを体を張って何度も止めた。今季はJ3で戦う大分から移籍した28歳。20日のナビスコ杯で負傷離脱した楢崎の代役を見事に果たし、「とにかく勝つことに集中した」と話した。
熊本・大津高出身。当時のチームメートが熊本地震で被災した。「サッカーが出来る喜びをかみしめながらプレーした。熊本にゆかりのある選手同士で何か支援できることがないか話し合っている」
○和泉(名) 「シュートに持っていく形は見えた。次は自分で得点したい。1点入れば、気持ち的にも楽になると思う」
○小倉監督(名) 公式戦7試合ぶりの白星に、「疲れました。とにかく勝ちが欲しかったけど、簡単には勝てないね」。