危険ドラッグを輸入したとして、神奈川県警は慶応義塾大学病院(東京都新宿区)の麻酔科医、藍公明(あいきみあき)容疑者(49)=東京都品川区大井3丁目=を医薬品医療機器法違反(輸入)などの疑いで逮捕し、10日発表した。「輸入したのは間違いないが、違法と知らなかった」と話しているという。
薬物銃器対策課によると、藍容疑者は昨年9月28日、危険ドラッグの入った小瓶10本を航空書留郵便で英国から輸入した疑いがある。横浜税関川崎外郵出張所(川崎市川崎区)で職員が藍容疑者宛ての小包を検査したところ、液体が入った小瓶が見つかり、危険ドラッグの成分が検出されたという。
県警は9日夜に藍容疑者の自宅を家宅捜索。事情を聴いたところ、輸入したことを認めたという。