日本勢最高の3位に入った増田成幸
自転車のツアー・オブ・ジャパン(朝日新聞社など後援)は29日、国内8チーム、海外8チームが参加して開幕。第1日(堺ステージ)は堺市の大仙公園周回コース(2・65キロ)で個人タイムトライアルがあり、アンソニー・ジャコッポ(豪、アヴァンティ)が3分19秒00で優勝した。日本勢最上位は増田成幸(宇都宮ブリッツェン)の3位だった。
▽第1戦の個人順位 ①アンソニー・ジャコッポ(豪、アヴァンティ)3分19秒00②カルロス・エドゥアルド・アルサテ(米、ユナイテッドヘルスケア)3分19秒23③増田成幸(宇都宮ブリッツェン)3分21秒87
▽団体総合順位 ①アヴァンティ(豪)10分05秒②ユナイテッドヘルスケア(米)10分06秒③チーム右京10分10秒
■3位の増田、苦手な短距離で成果
日本勢最高の3位に入った増田は「苦手な短距離を強化してきた成果が出た」。雨が降る悪条件の中、難所のコーナー4カ所を「攻める姿勢できれいに曲がれた」と納得の表情だった。今大会の目標は個人総合3位以内。「得意の長距離はこれから。積極的な姿勢で、いい結果に結びつけたい」と意気込んだ。