リオ五輪でゴルフ日本代表が着用するウェアやバッグ。中央は日本ゴルフ協会の倉本昌弘・五輪対策本部強化委員長
日本ゴルフ協会(JGA)は19日、リオデジャネイロ五輪で日本選手が金メダルを獲得した場合、報奨金1千万円と国内ツアーのシード権10年分を贈ると発表した。銀は500万円とシード権5年分、銅は300万円とシード権3年分。
メダリストへの報奨金は、日本オリンピック委員会が金に500万円、銀に200万円、銅に100万円を贈ることが決まっている。これに加えて、JGA五輪対策本部から贈る。シード権は自分で指定した年に使え、複数年連続でも1年ごと使うこともできる。
国内男子ツアーでは通算25勝した選手に永久シードが与えられ、賞金王になるか、国内メジャー(日本シリーズ以外)で優勝すると翌年から5年のシードを得られる。女子は通算30勝で永久シード、年間メジャー4試合全勝すれば翌年から10年シード、年間メジャー2勝すれば翌年から5年シードを獲得できる。
日本代表選手が正式に決まり、男子は池田勇太(30)と片山晋呉(43)、女子は野村敏京(23)と大山志保(39)が出場することになった。ヘッドコーチは丸山茂樹(46)が務める。赤、白、紺を基調としたユニホームも発表された。