大涌谷の火口や噴煙地を見る観光客=26日午前9時21分、神奈川県箱根町、村野英一撮影
神奈川県箱根町の大涌谷で26日朝、火山活動が活発化した昨年5月から続いていた立ち入り規制が約1年3カ月ぶりに解除された。小規模な噴火があった火口を望む展望台にも、入ることができるようになった。
真夏の箱根、集客に期待 大涌谷の規制解除
午前9時、県道大涌谷三叉路(さんさろ)の封鎖が解かれ、車が続々と約1キロ先の噴煙地へ向かった。観光客らは火山ガスの臭気が漂う展望台で、白煙が漂う傾斜地や、硫黄で変色した火口周辺、灰色の樹木などを見た。
火山ガスへの警戒はなお必要で、町は監視員5人を配置し、ガス濃度の急変に備える態勢を敷いている。
土産物店では、大涌谷でこの日…