一回、先制の3点本塁打を放つヤクルトの山田=時事
(26日、阪神5―3ヤクルト)
ヤクルトの山田、ソフトバンクの柳田。昨季、史上9、10人目の「トリプルスリー」を達成した2人には今季、共通点がある。
四球の多さだ。山田は72で、柳田は85。ともにリーグで群を抜く。相手投手が際どいところしか投げてこない証拠だ。過去に8人いた達成者も、厳しい攻めに苦しんだのだろう。2年連続でトリプルスリーにたどりついた者は、いない。
が、そんな歴史もツバメの若き4番には関係ないのか。昨季(8月22日)より約1カ月も早く、まずは30本塁打をクリアしてしまった。
一回1死一、二塁。「初球から…