リオデジャネイロ五輪で初めて採用された7人制ラグビーで、日本女子は初戦でカナダに0―45と大敗を喫した。
リオオリンピック
7人制ラグビーの日程・記録
「フィールドに入ってから硬くなってしまい、反応が全体的に良くなかった」と浅見敬子ヘッドコーチ。試合開始早々、カナダの選手に日本守備陣の裏に蹴られると、日本の反応は遅れた。カナダよりもだいぶボールに近かったにもかかわらず、相手選手に拾われてそのままトライを奪われた。緊張で体が動かないうちに出ばなをくじかれた。
日本が懸命に足元深くタックルに入っても、カナダの選手は簡単には倒れない。カナダに体格の差を前面に押し出されて、次々とトライを許した。攻撃でもトライも一つも奪えず、「悪い方向にすべてが行ってしまった。次の試合で修正したい」と浅見ヘッドコーチ。悔やまれる初戦となった。(河野正樹)