国慶節(建国記念日)と中秋節(旧暦8月15日)が重なった8連休が終わり、帰省していた多くの人々が、実家が飼っている鶏の卵や作っている野菜、自家製のタレなどを車にたくさん積み込んで、帰途に就いた。そして実家のお土産がたっぷり詰められた大小さまざまな旅行カバンもあちらこちらで見られた。中国中央テレビが報じた。 作家の張佳■(■は王へんに韋)はかつて、「故郷を離れた多く人は、どんなにおいしいものを食べても、故郷の味ほどおいしさや心地良さを感じることができず、何か物足りなさを感じるだろう」と、「故郷の味の魅力」を表現している。 車の後ろには、故郷のお土産がいっぱいつまっている。 大人になって、故郷の特産品を見ると、故郷のへの思いが込みあがってくるものだ 家族からの愛は、どんなカバンにも収まらない 野菜や果物の詰まったトランクから漂い出てくる香りは故郷への思いを癒してくれる 故郷がどこであっても、家族が誰でも、子供たちに対する思いは皆同じ ネットユーザーからは、「おじいちゃんが家庭菜園をしていて、まだ大きくなりきっていないホウレンソウやシュンギク、ザクロ、ナシなど、ある野菜、果物全部を持たせてくれた」、「お母さんがテーブルいっぱいの料理を作って、全部パックに詰めてくれた。それに、モモの缶詰めをたくさん作って、一口も食べず全部持たせてくれた。帰途に就く時は、お母さんは家の中から、車が見えなくなるまでずっと見ていた」、「会社はちょっと辺鄙な場所にあって、30分ぐらい車を走らせないと火鍋店がない。だから、お母さんが、火鍋のスープになるアヒルのスープを作って冷凍にして、発泡スチロールに入れて持たせてくれた。ちょっと笑ってしまいそうに、涙がこぼれそうにもなった」、「実家からそんなに遠くないものの、洗ったハクサイ、いらない部分を処理したネギなど、たくさんのものを持たせてくれた。なんか実家から数百キロも離れた所に帰るような気分になる。前回帰ったのは1週間前なのに」、「姉がお母さんと一緒にうちに来た。サツマイモが食べたいと言ったら、お母さんたちは数十キロのサツマイモを持ってきてくれた。会社の同僚に配るつもり」などのコメントを寄せている。(編集KN) 「人民網日本語版」2020年10月10日 |
どんなグルメも「おふくろの味」にはかなうものは無し!
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