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トルコ南部のシリア国境に近いガジアンテップ県中心部で20日夜、結婚式が行われていた通りで爆発があった。トルコのエルドアン大統領によると、51人が死亡し、69人がけがをした。大統領は、12~14歳の子供が身につけていた爆発物が爆発したと語った。自爆か遠隔操作による爆発かは不明。過激派組織「イスラム国」(IS)による犯行の可能性がある。
現場はトルコの少数民族クルド人が多く住むシャーヒンベイ地区の住宅街。住民たちによると、通りで20日午後5時ごろから結婚を祝う踊りなどの催しが行われていた。目撃者の話では爆発が起きたのは20日午後10時半過ぎで、通りを埋め尽くすほどの人だかりだったという。
AP通信によると、エルドアン大統領は声明を発表し、凶悪な爆発でISによる犯行とみられる、と語った。
トルコ政府がロシア、イスラエ…