(31日、西武8―7ソフトバンク)
優勝マジック点灯まであと1死。白星を目前にした最終盤での逆転サヨナラ負けに「こういう時もある」と言いながら、ソフトバンクの工藤監督はさすがに厳しい表情だ。8月6日以降、計7度目となったマジックへの挑戦は、また空振りに終わった。
抑えのサファテが誤算だった。2点リードの九回からマウンドに上がったが、8日前の登板で痛めた右足が影響したのか、制球が定まらない。3安打と1四球を許し、試合をひっくり返された。打たれたのは全て直球。「彼の武器は真っすぐ。勝負にいくのは悪くない」と監督はかばったが、右腕は「いつも完璧な投球ができるわけじゃない」とうつむくしかなかった。
9月1日は、再びマジック点灯…