中垣内祐一氏
バレーボールの全日本男子の監督に中垣内(なかがいち)祐一氏(48)、女子の監督に中田久美氏(51)が就任することになった。25日に開かれる日本バレーボール協会の理事会で正式に決まる。
中垣内氏はプレミアリーグ・堺の部長で、現役時代は強打のエースとして1992年バルセロナ五輪に出場した。監督として堺を優勝に導き、全日本のコーチも務めた。久光製薬監督の中田氏は全日本のセッターとして84年ロサンゼルス五輪で銅を獲得するなど五輪に3回出場し、監督としてプレミアを3度制した。
男子は2大会連続で五輪出場を逃し、2012年ロンドン五輪で銅メダルの女子はリオ五輪でメダルを取れなかった。20年東京五輪に向け、日本協会は選手、指導者として実績を残した2人の手腕に再建を託すことにした。