声優に挑戦したソフトバンクの柳田。特殊能力がすごいと思う選手は「大谷翔平選手。すごすぎる。同じ人間とは思えないスーパーマンです」
プロ野球で活躍する選手たちが、ディズニー/ピクサー映画の最新作「インクレディブル・ファミリー」(8月1日公開)で声優として映画に登場することが21日、発表された。パ・リーグ6球団が2014年から取り組んでいる「親子ヒーロープロジェクト」の一環で、映画との共同プロモーションとして実現した。
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声優に挑戦したのは中田翔(日本ハム)、高梨雄平(楽天)、山川穂高(西武)、鈴木大地(ロッテ)、安達了一(オリックス)、柳田悠岐(ソフトバンク)の6選手。映画は「Mr.インクレディブル」の続編となるアニメ映画で、スーパーパワー(特殊能力)を持った家族の活躍を描いた物語だ。選手たちは「一言声優」としての登場。主に一場面のみの登場となるが、中田と安達は複数の場面に登場するという。誰がどの場面で登場するかは未公表で、「劇場でのお楽しみ」となる。
映画では地球を守ることが主人公家族のミッションだが、収録を終えた中田は「僕のミッションはチームを優勝に導くこと」ときっぱり。柳田は「野球で特殊能力を持てるとしたら? 二刀流したいですね」。エンゼルスの大谷翔平について「すごすぎる。同じ人間とは思えないスーパーマンです」などと語った。鈴木は「ヒーローみたいな力が手に入ったら、ボールもすごく飛んでいくんだろうな。そういうパワーが切実に欲しい」と笑顔をみせた。
安達はディズニー/ピクサー映画の大ファンで、依頼を受けて「うれしかった。即やりたいといいました」。練習のため、ベテラン声優の山寺宏一さんの動画を見たりしたという。高梨は「(収録時は)プロ初登板と同じくらい緊張した。いつも映像で見ているぶんには分からない難しさがあったが、その中に楽しさがあった。いい経験になった」。山川は「プロ野球ファンの方にもぜひみて欲しい。山川が出ているからという理由でもうれしい」と話している。
夏休みに入る7月下旬以降、パ・リーグ各球団が「インクレディブル・デー」を開催する予定。