得点王になった神戸のFWレアンドロ
(3日、鹿島0―1神戸 新潟0―1広島)
神戸のレアンドロに広島のウタカが追いつき、ともに19点で2人が初の得点王に輝いた。
レアンドロは2005年に来日し、カタール移籍を挟んで日本で10季目でつかんだ初タイトル。鹿島戦で得点は決められなかったが、31歳のブラジル人は「一言で非常にうれしい。自分の力だけでなく、いろんな人の力を借りて得点王を取れたことに感謝したい」。19得点はJ1での自身の最多ゴール。クラブ過去最高となる年間勝ち点7位にも貢献した。
ウタカは5試合ぶりにゴールを挙げた。前半21分、敵陣でパスカットした味方からゴール前でパスを受けると、相手GKの動きを見ながら、左足で決めた。後半35分にはシュートをゴールライン手前で相手DFにクリアされ、単独得点王とはならなかった。今季、清水から期限付き移籍で加入した元ナイジェリア代表は「タイトルをとる最後のチャンスなので集中力を高めた」と喜んだ。