愛知県警が送付した要望書の写し
愛知県一宮市で10月、下校中の小学4年の男児が、スマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」をプレーしながら運転していた男のトラックにはねられて死亡した事故で、愛知県警は4日、運転中にゲーム操作ができなくするよう、システムの変更を求める要望書をゲーム運営会社に送ったと発表した。
交通総務課によると、要望書は運営会社「ナイアンティック社」の米本社に2日、日本支社には4日にそれぞれ、県警本部長名で送付した。車の運転中はゲームの操作ができないようにしたり、道路上にゲームのキャラクターが出現しないようにしたりするなどの変更を求めている。
事故は10月26日午後4時すぎ、一宮市の市道で発生。下校中に横断歩道を渡っていた則竹敬太君(9)がトラックにはねられ死亡した。県警は、トラックを運転していた会社員川合信右容疑者(36)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕し、同致死容疑で名古屋地検一宮支部に送検した。「ポケモンGOをしながら運転していた」と話しているという。
事故を受け、交通指導課は2日…