引退会見に臨む広島の黒田=上田幸一撮影
今季限りでユニホームを脱ぐプロ野球広島カープの黒田博樹投手(41)が4日、本拠マツダスタジアムで引退会見を開いた。報道陣との主なやりとりは以下の通り。
「満足できる野球人生だった」広島・黒田投手が引退会見
――今の心境はいかがですか
まだ実感はないですけど、ちょっとずつ時間が経つにつれ、引退したんだなという実感をやっと感じ始めているところですね。ホッとしたのが一番ですし、なんとか今年一年けがなく、多少のけがはありましたけど、少しでもチームに貢献できたかなという安心感の方が強いですね。
――10月25日の日本ハムとの日本シリーズ第3戦が最終登板となりました
結果的にはチームが日本一になれなかったので悔しい思いもありますけど、出し切ったという充実感はありますね。第7戦までいけば、投げるつもりでいましたし、なんとか日本一になるために投げたいと思っていました。こればっかりは勝負事なので、なかなか自分の思った通りにはならないなと。
――現役生活に後悔はないですか
本当に出来すぎの野球人生だったと思いますし、最後はこういう形でリーグ優勝もできました。本当に満足できる野球人生だったかなと思います。