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博多祇園山笠「千年続くこと祈る」 無形遺産登録で式典

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-12-2 21:12:33  点击:  切换到繁體中文

 

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櫛田神社の飾り山の前でくす玉が割られ、博多祇園山笠の無形文化遺産登録を祝った=1日午後3時43分、福岡市博多区、河合真人撮影


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博多祇園山笠が奉納される櫛田神社(福岡市博多区)では1日午後、常設展示している飾り山の前で、登録決定を祝う記念式典があった。7月の祭り本番で舁(か)き山が走る境内の「清道(せいどう)」には祝いののぼり旗が掲げられた。


山・鉾・屋台行事、無形文化遺産に登録決定 ユネスコ


博多祇園山笠振興会の豊田侃也(かんや)会長は戦災で焼け野原となった博多を山笠と共に復興させた先人たち、職人技を施す博多人形師や山大工に思いをはせ、「国の重要無形民俗文化財、そしてユネスコの無形文化遺産という二つの勲章を誇りとして、長く千年、1500年と続くことを祈っている」とあいさつ。参加者全員で「博多祝い唄」を晴れ晴れと斉唱した。


戸畑祇園大山笠の地元、北九州市戸畑区では登録が決まった直後の1日午前4時から、大山笠を常設展示しているホールに関係者約300人が集まり、祝賀式典を開いた。


戸畑祇園大山笠振興会の後藤雅秀会長は「先人や地域の支援があったから世界に到達したと思う。青少年の健全育成のためにも大いに盛り上げていきたい」と語った。


4日には戸畑区役所前などで、大山笠4基を特別運行する。7月の祭り本番と同様に、昼の幟(のぼり)山笠から夜の提灯(ちょうちん)山笠へと姿を変化させる。


二つの祭りが登録されることになった福岡県の小川洋知事は「それぞれの地元で愛され、郷土の誇りとして大切に守られてきた。魅力を内外に発信し、それが次世代に着実に継承されるようしっかり取り組んでいく」とコメントした。(貞松慎二郎)




 

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