科学技術成果移転・転化の重要な量的指標として、江西省南昌市の技術契約取引額が2020年、過去最高となった。南昌市科学技術局が4日に明らかにしたところによると、2020年度に市全体で認定・登録された技術契約は前年比74.38%増の1892件だった。技術契約取引額は70億元(1元は約16.0円)を突破し、前年比28.36%増の72億9200万元にのぼった。技術契約登録件数は省全体の46.3%、契約取引額は31.24%を占め、江西省1位となった。技術取引の量と質のダブル向上を実現した。科技日報が伝えた。
南昌市科学技術局は近年、技術契約登録の効率の向上に取り組み、技術市場サービス体系の改善を続けている。新型コロナ感染症対策がもたらした影響を受け、同局は業務方法のイノベーションに取り組み、専門家を集めテクノロジー系企業のリサーチ相談と現場での執務に当たらせ、技術取引の難点や疑問点を整理してきた。登録フローの簡略化を通じ、技術契約オンライン登録システムを開発・始動し、技術契約オンライン認定・登録の審査・認可を実現した。同時に技術契約認定・登録政策のPRを強化し、テクノロジー企業が関連政策への理解を深められるように後押ししている。2020年は複数回の業務研修を行い、技術市場関係者延べ500人以上に研修を受けさせ、技術市場政策集を1200点以上配布した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年1月8日