甲子園ボウルで初めて戦うことが決まり、握手する関学大・山岸(左)、早大・松原の両主将
アメリカンフットボールの第71回甲子園ボウル(全日本大学選手権決勝、18日)に出場する関学大(関西1位)と早大(関東)の監督、主将が5日、阪神甲子園球場で記者会見した。
西日本代表の関学大は2年ぶり50回目の出場。東日本代表の早大は2年連続4回目で、初の対戦となる。ライバル立命大を2度倒してきた関学大の鳥内監督は「各自の力が2ランクは伸びた。初対戦なんで、絶対負けたくないです」。昨年は立命に1点差で敗れた早大の浜部監督は「去年のように優れた選手はいません。ライン戦でどれだけ勝負できるか」と語った。
昨年まで関西勢が9連勝中。関学のLB山岸主将が「目標は日本一です。一丸となって勝負して、次に進みたい」と言えば、早大のOL松原主将は「甲子園で勝ったことのないチームなので、新たな歴史をつくりたい」と力をこめた。
■関西学生リーグMVPに関学主将
関西運動記者クラブのアメリカンフットボール分科会は5日、今季の関西学生リーグ最優秀選手(松葉杯)に関学大主将のLB山岸明生(4年)を初めて選んだ。リーグ戦終盤の大事な試合になるほど存在感が増し、激しいタックルを繰り返した。他の表彰選手は次の通り。▽優秀攻撃選手 RB西村七斗(立命大3年)▽優秀守備選手 DB木村俊基(立命大4年)▽優秀スペシャルチーム選手 リターナー地村知樹(関大4年)