はかりに掛けられる巨大マグロ。307キロだった=和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港
国内有数のマグロ水揚げ港の和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港に13日朝、体長2メートル35センチ、重さ307キロの巨大クロマグロが水揚げされた。
宮崎県の宮崎漁協所属のはえ縄漁船・68号仁庄丸(19トン、乗組員8人)が10日午後11時55分、紀伊半島南東沖370キロの海でとった。ドックで補修をしていた宮城県の気仙沼港を7日朝に出港し、最初の操業だったという。漁労長の甲斐丈昌さん(55)は「新年初めての漁でいい大きさが揚がった。幸先がいい」と喜んでいた。
マグロはキロ当たり1万400円(税込み1本344万8224円)で地元商店によって競り落とされた。(東孝司)