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車部品×電機、競争激化 自動運転向けIT化、垣根低く

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電機関連の自動車部品が増えている


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自動車部品をめぐり従来メーカーと電機メーカーの競争が激しくなっている。環境問題に対応するための電動化や、安全運転の支援や自動運転に向けたIT化が加速しており、業種の垣根が低くなっている。


米ラスベガスで今月上旬にあった家電・技術見本市CES(セス)。スマートフォン向けモーターで世界最大手の日本電産は、運転支援のモーターを展示した。車線からはみ出しそうになると、モーター内蔵のシートが振動し、運転手に伝える。スマホのバイブレーター機能を応用したもので、米ゼネラル・モーターズ(GM)に採用された。


電気自動車(EV)を走らせるモーターの需要も狙う。走行中に二酸化炭素を出さないEVの普及に、環境規制は追い風。EVを量販する日産自動車の元幹部を招き、拡販をめざす。


日本電産は、2015年度に2713億円だった自動車分野の売上高を20年度に7千億~1兆円程度まで伸ばす方針。永守重信会長は「(自動車部品でも大手の)独ボッシュのような会社をめざす」と公言する。


三菱電機はCESで運転支援の…



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