北九州モノレール平和通駅の構造
北九州市のモノレール駅で中学3年の男子生徒がホームからレール(軌道桁)に飛び降り、その動画を仲間がインターネットに投稿した。モノレールは、ほかの鉄道よりもレールに侵入した場合の危険性が高い。刑事上の責任を問われる可能性もある。
中学生、ホーム下にいたずら飛び降り 北九州モノレール
北九州モノレールを運行する北九州高速鉄道と、市教委によると、男子生徒は13日午後6時過ぎ、北九州市小倉北区にある平和通駅ホーム(高さ3メートル)から、1メートル先のレール(高さ2メートル、幅85センチ)に飛び降り、その上で歩いたり寝そべったりした。ホーム上には生徒の友人の中学生3人がおり、1人がその様子を撮影した。
レールの上から約70センチの側面には車両に電気を送る電車線が通り、1500ボルトの高い電圧がかかっている。モニターで生徒に気づいた駅員が送電を止め、約8分間運行を停止。上下線7本、約400人に影響が出た。
駅員がホームに向かうと、生徒はまだレール上にいた。事務所で注意すると、「のりでやってしまった」と語った。だが、動画は13日夜にツイッターに投稿されて拡散した。
レールに立ち入ると、威力業務…